強者たちよ、赤い隼となれ©久留米競輪

先日20日迄、岸和田競輪場にて行われていた高松宮記念杯競輪。
決勝は混戦の中、吉田拓矢の捲りに乗り、番手を回っていた宿口陽一が差し切り、グレードレース初優勝をG1開催で飾った。
現時点で競輪グランプリの切符を手にしているのは、郡司浩平、松浦悠士に続いて3人目。

いよいよ開幕の久留米記念！

開設72周年記念競輪
第27回
『中野カップレース』(G3)
2021年6/26.27.28.29日の四日間
福岡県久留米競輪場にて開催される。

欠場組は
平原康多、野原雅也、西川親幸等が欠場し
追加組は
森田優弥、瀬戸栄作、山本直等7選手が追加斡旋されている。(6/25 10:00現在)

SSからは2選手が斡旋。

グレードレース10連続優出中の清水裕友(山口)
昨年にも増して結果を出し続けている清水裕。
今年は既にウィナーズカップを優勝し、現在の賞金ランキングは3位。
前節の高松宮記念杯競輪では危なげ無く勝ち上がり。
決勝では、中国ゴールデンコンビ松浦の番手で絶好の布陣。
展開は松浦と小松崎でもがき合いになり、何とか出切り山崎賢の単騎捲りに併せて番手発進したものの吉田拓、宿口陽に呑み込まれ5着。
この悔しさを今節晴らす。

ベテランの巧さで安定感に磨きが掛かる佐藤慎太郎(福島)
勝負処を熟知している佐藤慎。
日本選手権競輪では決勝3着。
前節の高松宮記念杯競輪準決勝では、小松崎の番手戦でカマシて来た深谷知を牽制し、松谷秀を捌き、小松崎を迎い入れて差し切り、縦横無尽の活躍でワンツーを演出した。
決勝では、小松崎が松浦に叩かれて展開向かず、コース突いたものの6着となった。
北日本ラインを援護し、盛り立てて今年初優勝を狙う。

前節の高松宮記念杯競輪では、初日最後方から大外捲り追い込んでの1着。
準決勝では捲り外並走を耐えながら3着勝ち上がり。
決勝では山崎賢の捲りに乗りながら直線優勝も見えたが惜しくも準優勝。
宿口陽の優勝に貢献した吉田拓矢(茨城)

前節の広島F1では、初日は捲り、二日目は好位獲り切り、決勝では単騎ながら町田太の捲りに併せて完全優勝を果たした絶好調の櫻井正孝(宮城)

前節の武雄では、初日、準決勝と早目の先行から押し切りで勝ち上がり、決勝では島川将の先行を捲り切って完全優勝で今節に臨む嘉永泰斗(熊本)

地元福岡勢からは
野田源一(福岡)、坂本健太郎(福岡)、田中誠(福岡)、吉本卓仁(福岡)、林慶次郎(福岡)、紫原政文(福岡)、加倉正義(福岡)、山口貴嗣(福岡)、桑原亮(福岡)、小川賢人(福岡)、原口昌平(福岡)
若手からベテラン迄11選手で地元優勝を目指す。

29日最終日に同時開催される
『レインボーカップチャレンジファイナル』
林敬宏(愛知)、仲野結音(大阪)、中村隆生(栃木)、鰐淵圭佑(群馬)、山川奨太(熊本)、菅田謙仁(宮城)、長谷部龍一(岐阜)、中村翔平(福岡)、湯浅大輔(千葉)
ベストナインでチャレンジナンバーワンを競う。

いよいよ開幕の久留米記念！
SS清水裕、佐藤慎を筆頭に、層の厚い地元勢と誰が中野カップを手にするのか。
並びも気になるチャレンジファイナルと最終日迄目が離せない。
車券購入は
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（記 京凛敬三）

競輪小僧（けいりんこぞう）

自称競輪芸人。学生時代は陸上部で長距離ランナーとして県大会にも出場。上位の成績をもつ。
全国の競輪場でのイベントや中継でも活躍。過去に複数回AI予想と対決し善戦している。