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LotoPlaceニュース

2021/09/02 12:00

【コラム】京都向日町競輪 平安賞『古都の熱き風となれ』


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競輪小僧の予想

競輪小僧

古都の熱き風となれ

いよいよ開幕!
九月最初のグレードレースはこちら。

開設71周年記念
『平安賞』(G3)
2021年9/2.3.4.5日の四日間
京都向日町競輪場にて開催される。

欠場組は
和田健太郎、松谷秀幸、坂口晃輔等21選手が欠場となり
眞杉匠、内藤秀久、元砂勇雪等12選手が追加斡旋されている。

S級S班からは豪華な4選手が斡旋されている。

ケイリンから競輪に専念を表明した脇本雄太(福井)
東京オリンピックのケイリンでは準決勝敗退に終わり、自転車競技の第一線からは退く事になった脇本。
気を改めて、競輪での更なる飛躍を誓う。
前節、久々の実戦となったオールスター競輪では、順当に勝ち上がり。
決勝では、持ち味で有る先行力を遺憾無く発揮して、番手を回った古性の優勝に貢献した。
スピード、先行力、粘り脚、全てにおいて熟練、洗練された印象。
実践の勘を取り戻しつつ、近畿勢と競輪界を牽引する。
優勝候補筆頭。

脇本同様、自転車競技からの引退を表明した新田祐大(福島)
東京オリンピックケイリンでは、準々決勝敗退となった新田。
できることはやりきったとコメントも出している。
長年、ナショナルチーム培って来た経験をこれからの競輪人生で生かす事になる。
前々節のオールスター競輪では、以前の新田よりも仕掛けの早さを存分に発揮してラインワンツーを演出。
決勝では、脇本の先行に屈したが、直線の攻防は見応え充分だった。
前節の松戸記念準決勝では、中川との壮絶なもがき合いに敗れたが、連日の積極策は度肝を抜かれた。
新しい進化した新田の走りを今節も拝みたい。

ナショナルチーム勢には負けられない松浦悠士(広島)
競輪の冠を背負っている松浦。
サマーナイトフェスティバルでは、完全優勝を決めて臨んだオールスター競輪。
準決勝、深谷の先行を捲り切れずまさかの敗退に終わった。
前節の松戸記念では修正して、仕上げての戦い。
二次予選から全てバックを獲る競走で別線を寄せ付けなかった。
決勝では、ジャン前から先行してそのまま押し切り、強さを魅せ付けて優勝。
圧巻だったのが、二次予選、準決勝、決勝と3連続で岩津とのワンツー決着に加えて、3連続ラインワンツースリー迄達成してしまうのには脱帽。
今節も中国、四国勢を勝利に導く。

安定感抜群の走りで車券に貢献している佐藤慎太郎(福島)
ベテランの脚は衰え知らずの佐藤慎。
サマーナイトフェスティバルでは優出。
高知記念では準優勝。
前々節のオールスター競輪では、難無く勝ち上がり。
決勝では、競輪グランプリ2019の様な展開になったが、コース開かずの惜しくも6着。
前節の松戸記念準決勝では、連携実績豊富な新田に付けて挑んだが、新田が出切れず内に詰まってしまい敗退。
最終日、任せた根田が捲り不発に終わったが、自力発動しコースを縫う様な完璧な立ち回りを魅せて1着。
円熟味を増しているベテランの技を拝見させて頂こう。

打倒SSを掲げて挑む。
地元京都勢は盤石な布陣こちら。
2005.2010.2014年覇者の村上義弘(京都)を筆頭に、2008.2016年覇者の稲垣裕之(京都) 、2011.2012年覇者の村上博幸(京都)、山田久徳(京都)、山本伸一(京都)、2018年覇者の藤木裕(京都)、小谷実(京都)、窓場千加頼(京都)、元砂勇雪(京都)、吉田篤史(京都)
総勢10選手、京都を代表する選手が勢揃いして地元制覇を狙う。

いよいよ開幕の向日町記念!
S級S班VS地元京都勢
近畿勢、層の厚さを生かして対峙する。
今節は、残念ながら無観客開催となったが、見応え有る戦いを中継で拝見させて頂く。
車券購入は
『LotoPlace(ロトプレイス)』
からお願い致します!!!


(記 京凛敬三)


競輪小僧(けいりんこぞう)

自称競輪芸人。学生時代は陸上部で長距離ランナーとして県大会にも出場。上位の成績をもつ。
全国の競輪場でのイベントや中継でも活躍。過去に複数回AI予想と対決し善戦している。