【コラム】松阪競輪G3 『蒲生氏郷杯王座競輪』
競輪小僧の予想
松阪肉の乱©松阪競輪
いよいよ9月2回目のグレード開催はこちら！
開設71周年記念
『蒲生氏郷杯王座競輪』(G3)
2021年9/9.10.11.12日の四日間
三重県松阪競輪場にて開催される。
欠場組は
原田研太朗、山中秀将、神山雄一郎等が欠場し
追加組は
大森慶一、取鳥雄吾、中本匠栄等7選手が追加斡旋されている。
SSからは4選手が斡旋。
競走得点トップで登場の守澤太志(秋田)
今年に入り安定して決勝進出している守澤。
優勝は、6月の別府記念制覇。
前々節のオールスター競輪では、二次予選準決勝と1着でクリアし、決勝では北日本3番手を固めて直線大外伸びての3着。
前節の小田原記念では、3連勝で勝ち上がり決勝は自力を使い、苦しい展開ながら3着に入った。
自力から3番手迄こなす器用な立ち回り、レースの巧さを今節も発揮出来るか。
優出濃厚。
欠場明けで仕上がりが気になる郡司浩平(神奈川)
オールスター競輪と地元小田原記念を体調不良で欠場した郡司。
全日本選抜競輪で優勝を果たし、競輪グランプリ一番乗りを決めている。
前節、サマーナイトフェスティバルでは連対無しに終わったが、今節は欠場明けの実戦に注目が集まる。
共同通信社杯も控えているだけに、シャープな縦脚を期待したいところ。
欠場明けからまだ本調子に戻っていない平原康多(埼玉)
骨折後、復帰戦でまた落車と流れは良くない平原。
オールスター競輪では勝負強さと意地で優出を果たしたが、決勝では絶好の3番手確保ながら伸び切れず4着惜敗。
前節の小田原記念準決勝では、4コーナー回って勝負処で田中晴との接触で落車し、準決勝敗退途中欠場となった。
今節は、負の連鎖を断ち切り、払拭する事が出来るのか。
前節は自力中心に戦った清水裕友(山口)
オールスター競輪では、見せ場連れず一次予選敗退に終わった清水。
前節の小田原記念では、得意の33バンクで復調気配。
二次予選はカマシ、準決勝は捲りで仕留めて優出。
決勝では、もがき合いの末松井宏にカマシを決められたが、前々勝負で清水らしい競走を魅せてくれた。
今節は、ウィナーズカップで優勝している相性が良い松阪バンク。
久々の記念制覇に動く。
前節、向日町記念では優出し、追加斡旋で連続優出を狙う好調大森慶一(北海道)
高松宮記念杯競輪を制覇し、捲りの勢いに磨きが掛かり、1着量産中の宿口陽一(埼玉)
オールスター競輪二次予選での失格は悔やまれるが縦横に動けている稲川翔(大阪)
前節小松島F1では連勝で勝ち上がり、決勝では準優勝。縦脚キレている園田匠(福岡)
地元三重勢からはこちら。
2012年覇者浅井康太(三重)を筆頭に、皿屋豊(三重)、萩原操(三重)、西村光太(三重)
の、4選手で地元優勝を目指す。
いよいよ開幕の松阪記念！
今節も無観客での開催となっている。
共同通信社杯前のグレードレースを中継で楽しませて頂く。
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（記 京凛敬三）
競輪小僧（けいりんこぞう）
自称競輪芸人。学生時代は陸上部で長距離ランナーとして県大会にも出場。上位の成績をもつ。
全国の競輪場でのイベントや中継でも活躍。過去に複数回AI予想と対決し善戦している。