【コラム】平塚競輪G3 平塚市営競輪開設71周年記念 『湘南ダービー』
競輪小僧の予想
湘南ダービー
平塚市営競輪開設71周年記念
『湘南ダービー』(G3)
2021年9/30.10/1.2.3日の四日間
神奈川県平塚競輪場にて開催される。
欠場組は
和田真久留、渡辺十夢、金子真也等が欠場し
追加組は
木暮安由、渡部哲男、兼元将太等10選手が追加斡旋されている。
SSからは4選手が斡旋されている。
長年、神奈川勢を牽引している郡司浩平(神奈川)
全日本選抜競輪を制覇して、今年も競輪グランプリを決めている郡司。
欠場明けになった、前々節の松阪記念を優出。
前節の共同通信社杯では、3連勝で決勝へ勝ち上がり。
決勝では、中団を獲り切り捲り絶好の展開に思えたが、単騎の清水裕に捌かれて失速し8着に終わった。
調子は引き続き好調をキープ。
地元記念で人気に応える事が出来るか。
ナショナルチーム仕込みのスピードを駆使する新田祐大(福島)
東京オリンピック後から本格的に競輪参戦をしている新田。
地元開催になったオールスターでは優出。
向日町記念初日では失格に泣いたが、存在感をアピールしている。
前節の共同通信社杯では、連日積極的な競走でバックを獲り危なげなく勝ち上がり。
決勝では、新山響の番手で一番人気に推されていたが、単騎山口拳に捲り切られて悔しい4着に終わった。
競輪グランプリの為にも賞金上乗せをしたいところ。
小田原記念から3連続優出を果たしている清水裕友(山口)
今年の優勝は、3月のウィナーズカップを制覇している清水。
オールスターでは勝ち上がりに苦戦して二次予選敗退に終わったが、近況安定感抜群の走りを披露している。
前節の共同通信社杯では、自力を駆使して決勝に駒を進めた。
決勝では、単騎での走りで、北日本3番手守澤の位置を狙いに行き、郡司を捌き中団確保。
直線では内を突いたがコース無く7着だったが、縦横無尽に動き見せ場を作った。
久々の優勝を狙いに行く。
落車続きで中々波に乗り切れない和田健太郎(千葉)
競輪グランプリ2020覇者の和田。
今年は試練の年になっている印象。
5月前橋記念で落車をして欠場。
高松宮記念杯競輪で復帰したが、二次予選でまたしても落車になり欠場。
サマーナイトフェスティバル、オールスター競輪と怪我の影響からか精彩を欠いた。
8月の松戸記念でも落車になり、復帰戦になった前節の共同通信社杯。
準決勝敗退に終わったが、一次予選、二次予選と持ち味の堅実な走りを魅せていた。
今節完全復調なるか。
SSを脅かす注目選手はこちら。
競走得点トップで登場。
オールスター競輪を制覇し悲願のタイトルを奪取。
3場所欠場し復帰戦になる今節の仕上がりは如何に古性優作(大阪)
共同通信社杯は一次予選敗退だったが、2日目以降、強烈な捲り連発で3連勝。
キレ有る捲りは魅力的な野田源一(福岡)
8月に特別昇級を果たしいよいよS級戦。
前節、予選は勝ち上がれなかったが2日目3日目と積極的な競走を披露した117期兼元将太(熊本)
地元神奈川勢からは
郡司浩平(神奈川)を筆頭に、松坂洋平(神奈川)、高木隆弘(神奈川)、眞原健一(神奈川)、桐山敬太郎(神奈川)、武田憲祐(神奈川)、嶋津拓弥(神奈川)、松坂侑亮(神奈川)
総勢8選手で地元制覇を狙う。
最終日、同時開催される
『ルーキーチャンピオンレース』
A級で活躍している、地元新村穣(神奈川)、山根将太(岡山)、志田龍星(岐阜)
チャレンジ組からは
金田涼馬(神奈川)、桑名僚也(埼玉)、大槇大介(岡山)、田川翔琉(熊本)
次世代を担う7選手でルーキー119期ナンバーワンを決定する。
いよいよ開幕の平塚記念。
9/30は無観客開催。
10/1からは有観客開催となっている。
久々の有観客開催での盛り上がりを拝見させて頂く。
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（記 京凛敬三）
競輪小僧（けいりんこぞう）
自称競輪芸人。学生時代は陸上部で長距離ランナーとして県大会にも出場。上位の成績をもつ。
全国の競輪場でのイベントや中継でも活躍。過去に複数回AI予想と対決し善戦している。