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LotoPlaceニュース

2023/04/12 11:00

【競輪勉強シリーズ】『グレードレースの違いを知ろう!』~選抜方法と優勝賞金を解説~



『競輪』は難しい。
『競輪』は知れば知る程面白い。と思って頂ける様に、ビギナーでも一から分かる競輪知識を紹介する。

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■『グレードレースの違いを知ろう!』

グレードレースとは、F2やF1より格上のG3、G2、G1、GPレースのことを指す。
近年では、G3レースも年に一度の競輪場開設記念(G3)だけでなく、施設整備等の協賛レース(G3)や、大阪・関西万博協賛レース(G3)も行われています。
ただし、記念開催はS級S班の斡旋がありますが、その他の協賛レースにはSSの斡旋はありません。
こうした状況から、若手選手がグレードレースでの活躍のチャンスを増やしているとも言われています。

競輪は、さまざまな魅力的なレースがあり、その中でも注目すべきレースがあります。

その一つが、3月に開催されるウィナーズカップです。
このレースは名前通り1着が多い選手が選考基準になっており、F1での活躍が特別競輪(G2以上)に反映されるため、競輪ファンにとっても注目のレースです。

また、7月にはサマーナイトフェスティバルが開催されます。
このレースは、発足して20年になりますが、当時はナイター開催の特別競輪はありませんでした。
そして、初めて設立されたナイター特別競輪として開催されました。
現在では、ナイター開催やミッドナイト開催が当たり前になっていますが、当時は画期的な開催として注目を集めました。

そして、9月には共同通信社杯が開催されます。
このレースはG2の中でも歴史の長いレースで、若手選手にとっては活躍の場として期待されています。

G2は若手の登竜門としても位置づけられており、今後のSSの発掘にもつながると期待されています。

競輪界の中でも最高峰といえるのがG1レースです。
中でも2月に行われる全日本選抜競輪は、開催場が持ち回り制となっており、優勝賞金は3442万円。

また、5月のゴールデンウィークに開催される日本選手権競輪は、6日間にわたる長丁場で、優勝賞金は7900万円。
競輪ダービーは、選手によってはグランプリより価値があるとも言われる競輪レースで、開催場も持ち回り制です。

6月には、岸和田競輪場で開催される高松宮記念杯競輪もあります。優勝賞金は3420万円。

8月に開催されるオールスター競輪は、持ち回り制の開催場で、近年は6日間制に変更されました。
競輪ファン投票の上位者が出走権を獲得できるのが特徴で、優勝賞金は5168万円。

10月には前橋競輪場で寬仁親王牌・世界選手権トーナメントが開催されます。
自転車競技で成績を残した選手が出走することができ、優勝賞金は3442万円。

競輪界の頂点であるG1には、11月に小倉競輪場で開催される競輪祭があります。
この大会は、近年ではナイターで行われ、ガールズトライアルも同時に開催されます。
優勝者には、4057万円の賞金が与えられます。

さらに、この競輪祭の優勝者は、年末に行われる競輪グランプリの出場権を手にすることができます。
競輪グランプリは、初日にガールズグランプリ、二日目にヤンググランプリが行われ、最終日に競輪グランプリが開催されます。
優勝賞金は、1億1880万円の大金が与えられます。

競輪選手は、シーズンオフがなく、1年間を通してグランプリを目指し、日々戦っています。
競輪は、そのスピード感や興奮が魅力であり、多くの人々を惹きつけています。

出典:KEIRIN.JP

(記 京凛敬三)
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競輪小僧

競輪小僧(けいりんこぞう)

自称競輪芸人。学生時代は陸上部で長距離ランナーとして県大会にも出場。上位の成績をもつ。
全国の競輪場でのイベントや中継でも活躍。過去に複数回AI予想と対決し善戦している。