レースがつなぐ。未来へつながる。©武雄競輪

23日迄行われていた競輪祭。
決勝では、新山響率いる北日本ラインが果敢に先行態勢に入り、3番手は古性、その後ろ山田久が捌かれ郡司が獲り切り松浦、最後方に地元ラインの隊列になる。
先捲りを打った松浦に、3列目を北津留が捲り上げて行く。
捲り合戦をしている間隙を突き、大外コースから追込み狙った吉田拓。
直線鋭く伸び切ってG1初優勝で初タイトル。
競輪グランプリの最後の切符を手にしたのは吉田拓矢(茨城)となった。

KEIRINグランプリ2021出場選手が確定。
郡司浩平(神奈川)、松浦悠士(広島)、宿口陽一(埼玉)、古性優作(大阪)、平原康多(埼玉)、吉田拓矢(茨城)、賞金獲得上位者から清水裕友(山口)、佐藤慎太郎(福島)、守澤太志(秋田)以上9選手に決まった。
ボーダーライン注目集まっていた山口拳矢(岐阜)は、惜しくも次点補欠となった。

中一日で始まるグレードレースはこちら！

第2回施設整備等協賛競輪in武雄競輪場
『飛龍賞争奪戦』(G3)開幕！
『11/25.26.27.28』の4日間
佐賀県武雄競輪場にて開催される。

施設整備等協賛競輪とは。

(1)施設整備等協賛競輪
多場併売のシステム整備促進に取り組む施行者をサポートするため、 令和3年度から6年間、施設整備等協賛競輪を年間4節程度(令和3年 度は3節〔奈良、武雄、高知〕)開催し、同競輪の収益からの拠出金に より施行者支援を行う。

と、なっている。

欠場組は
山中秀将、河端朋之、山形一気等が欠場し
追加組は
内藤宣彦、山口泰生、白戸淳太郎等6選手が追加斡旋されている。

今節、S級S班の斡旋はなし。

競走得点トップで登場の村田雅一(兵庫)
競走得点を着実に上げて、堅実な走りで確定板に載っている村田。
近況、優勝こそないもののコンスタントに優出している。
11月いわきF1は負傷欠場したが、前節広島F1では2連続マークで決勝へ。
決勝では、中西大、川村の3番手を周り吉田茂に絡まれたが、外並走凌いで3着。
横の強さもアピールしてくれた。
今節も優出なるか。

3連続優出なるか高原仁志(徳島)
今年は6月小倉F1で久しぶりの優勝を飾った高原。
川崎アーバンナイトカーニバル(G3)でも決勝に駒を進めて、決勝では門田の番手から優勝狙ったが惜しくも捌かれ6着。
別府F1、佐世保F1と連続優出中。
前節の決勝では、単騎捲りで優勝決めた荒井に切り替え迫ったものの届かず準優勝。
初グレードレース制覇を虎視眈々狙う。

着実にS級戦で結果を残している小原佑太(青森)
今年に入りS級3回目優勝を果たした小原。
2月の平塚F1決勝では、援軍が分断され苦しい展開になったがジャン先行から押し切り決めて優勝。
6月地元戦決勝では、ジャンで同県佐藤康を連れてカマシを敢行。
追撃、津村の捲りも振り切り先行逃げ切りワンツーの理想的な競走。
前節決勝では、同県小原丈の先行に応え番手から二段駆けを決めた。
今節グレードレース初優勝でブレイクなるか。

坂本貴史(青森)、近藤隆司(千葉)、谷口遼平(三重)、稲毛健太(和歌山)、原田研太朗(徳島)、上田尭弥(熊本)等粒揃い、実績有る自力型がどう動いて来るか。
優勝争いに名乗りを挙げる。

そして、地元勢からは
前節、佐世保F1では完全優勝を果たし絶好調地元佐賀の雄荒井崇博(佐賀)を筆頭に、坂本晃輝(佐賀)、小林弘和(佐賀)、山口貴弘(佐賀)、成松春樹(佐賀)、古川貴之(佐賀)、好永晃(佐賀)、橋本瑠偉(佐賀)、青柳靖起(佐賀)
総勢9選手、磐石の布陣で地元制覇を誓う。

いよいよ開幕の飛龍勝！
400Mバンクでは最も長い直線を持つ武雄バンクで、どんな直線の攻防が繰り広げられるのか。
大激戦を拝見させて頂く。
車券購入は
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（記 京凛敬三）

競輪小僧（けいりんこぞう）

自称競輪芸人。学生時代は陸上部で長距離ランナーとして県大会にも出場。上位の成績をもつ。
全国の競輪場でのイベントや中継でも活躍。過去に複数回AI予想と対決し善戦している。