いわき平競輪G3 『いわき金杯争奪戦』
競輪小僧の予想
すべてのファンにありがとう。
23日迄、川崎競輪場にて行われていた全日本選抜競輪。
決勝では
④深谷-⑦郡司-①和田健の南関東ライン
⑨清水-②松浦-⑥園田の中国九州ライン
③平原-⑧諸橋の関東ライン
⑤守澤は単騎での競走になった。
展開は、連日積極的な競走を魅せていた④深谷が⑦郡司を連れて果敢に先行。
単騎⑤守澤は中団4番手を確保。
五番手に③平原、後方七番手に⑨清水の隊列で残り一周。
1センターから⑨清水が捲って行くが、先捲りを打った③平原。
バックでは、地元⑦郡司が満を持して番手から発進。
③平原を牽制しながら直線へ。
ゴール前では3番手和田健を連れて突き抜けワンツーを決めた⑦郡司浩平。
2021年競輪グランプリ一番乗りの切符を手にした。
①和田健がマークで続き、位置獲り成功した単騎⑤守澤が3着となった。
大いに盛り上がっている競輪界。
全日本選抜競輪の次に開催されるグレードレースはこちら！
いよいよ開催！
いわき平記念！！
いわき平競輪開設70周年記念競輪
『いわき金杯争奪戦』(G3)
2021年2/25.26.27.28日の四日間
福島県いわき平競輪場にて開催される。
欠場組は
柴田竜史、小林圭介、坂本亮馬等、14選手が欠場し
追加組は
石塚輪太郎、藤田竜矢、立花成泰等6選手が追加斡旋されている。
SS不在の大混戦。
競走得点トップで登場の森田優弥(埼玉)
埼玉、関東期待の若手自力型。
ヤングランプリ2020では、同県黒沢の番手から苦しい展開ながら、自力を駆使し3着。
11月の京王閣F1から6場所連続優出。
地元大宮記念では、存在感を存分に発揮しての優出。
前節の松戸F1では、圧倒的な強さで完全優勝を飾った。
いわき平記念でブレイク必至。
競走得点2位で登場の皿屋豊(三重)
伊勢市役所から競輪選手に転身を果たした皿屋。
オールドルーキーとして注目を集め、着実に実力を付けて、S級で頭角を現している。
徹底先行で鍛えた地脚と、近況では斬れ味鋭い捲りも披露している。
昨年12月から成績は安定し、今年初戦の京王閣F1では、最後方から豪快な捲りを決めて念願のS級初優勝。
勢いに乗る中部の新鋭が躍動する。
縦脚衰え知らず、九州の司令塔荒井崇博(佐賀)
42歳にして、更に決め脚光る荒井。
昨年後期から調子を上げ、岐阜記念で優出に玉野F1では優勝。
競輪ファンの期待に応えている。
前節佐世保F1決勝では、若手伊藤颯馬の豪快な捲りを難なく差し切り優勝。
九州勢の斡旋が少ないが、持ち前の勝負強さで見せ場を作る。
早期卒業から徹底先行で磨き続けた地脚が開花しているルーキー117期菊池岳仁(長野)
寺崎浩平と比較される事が多く、A級では苦戦した菊池だが、一歩一歩と着実に成長し結果を出している。
寺崎よりも潜在能力は高い、との呼び声も挙がる逸材。
今年に入り初S級。
前節大宮決勝では、高橋晋也と踏み合いに屈したものの、堂々と先行して2着に残った。
記念初デビュー。
新たなスターに胸躍る。
地元福島勢からは
飯野祐太(福島)、青森伸也(福島)、坂口卓士(福島)、須永優太(福島)、真船圭一郎(福島)
の、5選手が登場。
地元優勝を狙う。
いよいよ開幕のいわき平記念！
今節は有観客開催となっている。
見応え有る、いわきバンクで熱戦を堪能して頂きたい。
SS不在、大混戦のグレードレースを誰が制するのか。
楽しみな四日間が始まる。
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（記 京凛敬三）
競輪小僧（けいりんこぞう）
自称競輪芸人。学生時代は陸上部で長距離ランナーとして県大会にも出場。上位の成績をもつ。
全国の競輪場でのイベントや中継でも活躍。過去に複数回AI予想と対決し善戦している。