競輪小僧 独自コラム 『ドキドキが走り出す　競輪が咲く』

ドキドキが走り出す　競輪が咲く©︎西武園競輪

いよいよ開幕！
四月第三弾のグレードレースはこちらです。

開設71周年記念
西武園競輪
『ゴールド・ウイング賞』(G3)
2021年4/15,16,17,18日の四日間
埼玉県西武園競輪場にて開催される。

4/18第6レース
『ガールズフレッシュクイーン』
が、同時開催される。

S級欠場組は
吉澤純平、齊藤竜也、坂本亮馬等12選手が欠場し
山岸佳太、片折亮太、吉田智哉等3選手が追加斡旋されている。

L級欠場組は
永塚祐子が欠場となり
下条未悠が追加斡旋されている。

SSからは3選手。

2009.2010.2019年覇者の平原康多(埼玉)
現時点では、賞金ランキング4位の平原。
今年に入ってからも安定した成績を残している。
立川記念、大宮記念、大垣記念とグレードレース3回優勝。
ウィナーズカップでは、最終日失格になったものの、前節四日市記念では、順当に1着で勝ち上がり決勝へ。
決勝では、自力を使い深谷を向かい入れて3番手絶好の3番手を確保。
バックから豪快な捲りを決めてゴール前。
諸橋には交わされたが、ワンツー決着を演出。
好調を維持して地元優勝を狙う。
優勝候補筆頭。

縦横無尽に動き、持ち味を発揮している守澤太志(秋田)
今年に入り、6連続優出中の守澤。
優勝こそ無いが、勝ち上がりの勝負強さは、昨年よりも進化している。
全日本選抜競輪では、単騎ながら脚を使い4番手を確保しての3着。
前節の四日市記念準決勝では、小松崎の番手から直線鋭く伸びて2着。
決勝では、先行した深谷の番手で絶好に思えたが、平原の捲りを止め切れず4着に終わった。
縦の伸びは申し分無し。
今節も優出なるか。

2020年グランプリ覇者の和田健太郎(千葉)
今年初戦、和歌山記念で素晴らしいスタートを切った和田健。
奈良記念三日目に落車したが、次節の全日本選抜では郡司のマークを決めて準優勝。
流れに乗り、広島記念決勝では3着。
ウィナーズカップでは、2日目に落車をしてその影響も有るのか、前節四日市記念は準決勝敗退。
最終日は、同県根田の先行に応えての1着。
復調加減が気になるところだが、南関自力型を鼓舞し優出なるか。

その他の注目選手は
ウィナーズカップでは、存在感溢れる先行で見せ場を作っていた若手注目株の高橋晋也(福島)
ウィナーズカップでは、連対無しに終わったが、前節前橋F1で優勝を飾った野口裕史(千葉)
広島記念では準優勝。前節のウィナーズカップ一次予選敗退に終わったが、連日の先行光った記念初優勝を狙う取鳥雄吾(岡山)

地元埼玉勢からは
平原康多(埼玉)、宿口陽一(埼玉)、岡光良(埼玉)、森田優弥(埼玉)、小沼良(埼玉)、片折亮太(埼玉)、武藤篤弘(埼玉)、中田健太(埼玉)、植原琢也(埼玉)、黒沢征治(埼玉)
総勢10選手で地元制覇を目指す。

今年で3回目になる、ガールズフレッシュクイーン。
連続優勝で絶好調の尾方真生(福岡)を中心に、西島叶子(熊本)、高木佑真(神奈川)、吉岡詩織(広島)、永禮美瑠(愛知)、増田夕華(岐阜)、下条未悠(富山)
以上の7選手で競われる。

いよいよ開幕の西武園記念！
平原率いる、埼玉地元勢の優勝なるか。
SS守澤、和田健は人気に応えることが出来るか。
伏兵が現れるのか。
次世代のガールズケイリンを担う、ガールズフレッシュクイーンの栄冠を誰が手にするのか。
楽しみな西武園記念は本日から。
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（記 京凛敬三）

競輪小僧（けいりんこぞう）

自称競輪芸人。学生時代は陸上部で長距離ランナーとして県大会にも出場。上位の成績をもつ。
全国の競輪場でのイベントや中継でも活躍。過去に複数回AI予想と対決し善戦している。