百花繚乱©福井競輪

いよいよ開幕！

開設71周年記念
『不死鳥杯』(G3)
2021年7.8.9.10.11日の四日間
福井県福井競輪場にて開催される。

欠場組は
桑原大志、野原雅也、佐藤友和等が欠場し
追加組は
鷲田幸司、山中貴雄、松岡健介、白上翔の4選手が追加斡旋されている。

SSからは2選手が斡旋。

欠場明けで登場となる郡司浩平(神奈川)
全日本選抜競輪を制覇し、競輪グランプリ一番乗りを果たしている郡司。
川崎記念優勝に、日本選手権競輪、別府記念は準優勝と今年も成績を収めている。
前節の高松宮記念杯競輪二次予選では、関東3番手を固めていた芦澤大の牽制で車体故障を起こし、競走棄権で悔しい途中欠場となった。
久々の実績で調子は如何に。
サマーナイトに向けて、この福井記念制覇で弾みを付けたい。
優勝候補筆頭。

レース運びの巧さで安定感抜群の活躍を魅せる守澤太志(秋田)
現在賞金ランキング6位。
今年に入り、日本選手権競輪では二次予選敗退に泣いたが、それ以外の斡旋では全て優出と粘り強い競走が出来ている印象。
前々節の別府記念決勝では、郡司の番手戦で捲って来た北津留を牽制で止めて、直線図った様に差し切りを決めて今年初優勝。
前節の高松宮記念杯競輪決勝では、北日本3番手での戦い。
先頭の小松崎が内に詰まり苦しい展開を強いられたが、直線大外を伸びて3着。
好調を維持しての今節にも期待が集まる。

高松宮記念杯競輪では連対無しの悔しい結果に終わった山口拳矢(岐阜)
今年に入り、F1戦では4回優勝を果たし、別府記念では優出と、意気揚々と臨んだ初G1斡旋の高松宮記念杯競輪。
初日から4着、3着と辛くも勝ち上がりに成功し準決勝では、単騎戦9番手に置かれてしまい仕掛け切れず5着敗退。
最終日、浅井を背負い人気も集めていたが内に詰まり惜しくも7着。
持ち味を存分に発揮出来なかっただけに、今節の意気込みは違う筈。
自力の強さを魅せて貰おう。

3連続優出中。
前節前橋F1決勝では、根田の仕掛けをきっちり差し切りベテランの技が光っている齋藤登志信(宮城)
地元開催の高松宮記念杯競輪では優出こそ逃したが、気合いが入った走りを披露した古性優作(大阪)
久留米記念では、連日車券に絡みファンに貢献。
鋭い直線の伸びは今節も驚異の香川雄介(香川)
決勝常連組の活躍にも注目。

3連覇している地元福井の脇本雄太は東京オリンピック出走の為不在。
脇本の穴を誰が埋めるか。
中川勝貴(福井)、田中俊充(福井)、伊原弘幸(福井)、鷲田幸司(福井)、清水剛志(福井)、脇本勇希(福井)
福井6選手で地元優勝4連覇を目指す。

いよいよ開幕の福井記念！
サマーナイトフェスティバル前の大事なグレードレース。
SS郡司、守澤を破る選手は現れるのか。
若手、地元勢の奮起にも期待したいところ。
不死鳥バンクの熱戦をお楽しみに。
車券購入は
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（記 京凛敬三）

競輪小僧（けいりんこぞう）

自称競輪芸人。学生時代は陸上部で長距離ランナーとして県大会にも出場。上位の成績をもつ。
全国の競輪場でのイベントや中継でも活躍。過去に複数回AI予想と対決し善戦している。