ひろしまピースカップ

いよいよ開幕！
年末、グランプリ前の風物詩が多少早くなっての開催。
地元の雄、松浦悠士登場！

広島競輪開設69周年記念
『ひろしまピースカップ』(G3)
2021年12/9.10.11.12日の四日間
広島県広島競輪場にて開催される。

欠場組は
南修二、栗山俊介、脇本勇希等が欠場し
追加組は
三登誉哲、月森亮輔、室井健一等が追加追加斡旋されている。

S級S班からは3選手が登場！

2018年覇者、広島をそして競輪界を代表する松浦悠士(広島)
今年も、昨年に引き続き飛躍の年になった松浦。
日本選手権競輪を制覇し、賞金ランキングは1位の1億6400万越え。
この時期は、グランプリの為に調整欠場をして万全の態勢で臨む選手が多い中、思い入れの強い地元記念出走に踏み切った。
近況絶好調では無いが、巧さで凌いでいる印象。
出るからには優勝。
優勝候補筆頭。

賞金ランキング8位でグランプリの切符を掴んだ守澤太志(秋田)
昨年に引き続き、安定感抜群な走りを魅せてくれた守澤。
今年、優勝は別府記念の1回だったが、コンスタントに優出をし、特別競輪、記念開催決勝での連対、3連対は群を抜いている。
グランプリでは、北日本は佐藤慎太郎と二人。
南関東の郡司と連携するのか、自力を出すのか話題は尽きないが、今節の動きで弾みを付けたい筈。

落車に次ぐ落車で苦しい1年になった、2020年グランプリ覇者の和田健太郎(千葉)
惜しくも賞金ランキング15位で連覇の夢は絶たれてしまった和田。
5月の前橋記念で落車欠場、復帰戦の高松宮記念杯競輪でも落車、そして滝澤正光杯でも落車に見舞われた。
近況優出こそ無いが、堅実な走りと横の捌き、コース見付けての突っ込みは衰え知らず。
気を新たに、来年の返り咲きを狙う。

打倒松浦に動く面々を御紹介。

寬仁親王牌では優出を果たした山田庸平(佐賀)
下半期、小松島記念優出から調子を上げ出した山田。
競輪祭では、連勝で勝ち上がり勝負駆けを狙っていたが、準決勝新山響の仕掛けに屈した。
前節の松山記念では、自力を多用して優出。
近況では自力の強さもアピールしている。
今節も縦脚のキレを存分に発揮する。

渡邉一成(福島)、根田空史(千葉)、野原雅也(福井)、阿竹智史(徳島)、中本匠栄(熊本)等
動ける実力者が名を連ねる。

若手注目株からは
佐々木悠葵(群馬)、幸田望夢(栃木)、鈴木陸来(静岡)、町田太我(広島)、上野雅彦(香川)、伊藤颯馬(沖縄)等
来年、グレードレース戦線を賑わしてくれそうな期待の若手が多数出走する。

いよいよ本日開幕広島記念！
2018年振りに、地元記念優勝を成し遂げる事が出来るのか松浦悠士。
グランプリ前の大事な戦いは初日から目が離せない。
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（記 京凛敬三）

競輪小僧（けいりんこぞう）

自称競輪芸人。学生時代は陸上部で長距離ランナーとして県大会にも出場。上位の成績をもつ。
全国の競輪場でのイベントや中継でも活躍。過去に複数回AI予想と対決し善戦している。