新たな歴史が始まる。©︎伊東温泉競輪

今年のグレードレースは残すところ3開催。

いよいよ開幕！
開設71周年記念
『椿賞争奪戦』(G3)
2021年12/16.17.18.19日の四日間
静岡県伊東温泉競輪場にて開催される。

欠場組は
佐藤慎太郎、清水裕友、山口拳矢等が欠場し
追加組は
和田健太郎、野原雅也、武田豊樹等16選手が追加斡旋されている。

競輪グランプリ出走予定の佐藤慎太郎と清水裕友、そしてグランプリ補欠でヤンググランプリ出走予定の山口拳矢は欠場となった。

S級S班からは2選手登場。

競輪グランプリ迄あと一歩届かなかった新田祐大(福島)
今年は、東京オリンピックが終わって競輪に本格参戦した新田。
寬仁親王牌決勝では、平原とのゴール前勝負に持ち込んだが、惜しくも失格になりタイトルを手にする事が出来なかった。
競輪祭では連勝で勝ち上がり抜群な仕上がりで臨んだ準決勝、北津留の捲りに屈して勝負駆けならなかった。
気を新たに、松山記念では連日積極的な競走で準優勝。
引き続き好調を維持している。
優勝候補筆頭。

一年間、一番車の重圧を全うした和田健太郎(千葉)
落車に次ぐ落車で苦しい一年になった和田。
近況では、勝ち上がりにも苦しんでいる印象だったが、前節の広島記念では兆しが見えた。
二次予選では同県根田を鋭く差し切り1着。
準決勝では、苦しい展開ながら横と捌きを魅せて優出。
復調気配のグランプリ覇者に期待が集まる。
今年初優勝を狙う。

近況では、青森記念準優勝に11月の伊東F1では優勝。
移籍してからも積極性衰えず。
バンク相性の良さを生かして地元制覇を狙う深谷知広(静岡)

地元開催の競輪祭では優出を果たして、見せ場充分の捲り連発。
近況1着量産中、レース間隔空いたが調子は維持出来ているか北津留翼(福岡)

内藤宣彦(秋田)、成田和也(福島)、武田豊樹(茨城)、木暮安由(群馬)、坂口晃輔(三重)、寺崎浩平(福井)、村田雅一(兵庫)、桑原大志(山口)、原田研太朗(徳島)、上田尭弥(熊本)
等、実力者が名を連ねる。
最終日の9レースに行われる
『レインボーカップA級ファイナル』が同時開催される。
A級ナンバーワンを決める見応え有る単発レース。
得点上位順から、阿部将大(大分)、池野健太(兵庫)、金ヶ江勇気(佐賀)、坂本修一(岡山)、小堺浩二(石川)、磯島成介(青森)、道場晃規(静岡)、太田将成(宮城)、大洞翔平(岐阜)
9選手でS級を賭けて凌ぎを削る。

いよいよ開幕の伊東記念！
優勝候補、シリーズリーダーの新田祐大が人気に応える事が出来るか。
深谷率いる静岡勢の地元優勝は有るのか。
楽しみな戦いが始まる。
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（記 京凛敬三）

競輪小僧（けいりんこぞう）

自称競輪芸人。学生時代は陸上部で長距離ランナーとして県大会にも出場。上位の成績をもつ。
全国の競輪場でのイベントや中継でも活躍。過去に複数回AI予想と対決し善戦している。