直後にGI高松宮記念杯がある為、裏開催と呼べるG3だが、決勝3着迄に入ると競輪祭の出場権をゲット出来ることから、
この開催で3着以内に入ればG1初出場も可能な番組となっている。
そういったことから、通常の記念G３では決勝進出どころか勝ち上がるのも厳しい選手であっても、チャンスをつかむ事ができる開催と言える。

ずば抜けた選手がいないだけに力拮抗し、僅差のレースが多くなりそうで、仕掛け所、タイミングが次第ではどのような展開にも
成り得るレースが多い気配を感じる。

どちらにせよ、若手選手の躍進のキッカケと成り得る今回の協賛G3開催。

タイトルホルダーの稲垣裕之選手を中心に、
若手自力選手を中心にハイスピードなレースを繰り広げ、熱い展開となることは必至。
地元勢の活躍にも注意が必要と捉えている。

【京都向日町カップG3の注目選手】

■畑段嵐士選手※地元選手
近況のFI戦で、自力でも好走しており、脚は仕上がっている。
自在にも立ち回れる攻め幅が魅力。
地元総力戦で一発狙う。

■窓場千加瀬選手※地元選手
番手回る機会も増えて安定感増してきた。
捲り脚もあり、自在に立ち回れる魅力も十分
地元で躍動したい。

■南潤選手
F1戦では、近況強い競走を披露
地元勢の前を中心に近畿地区を引っ張る
スピード活かした、かまし、捲りが魅力

■山田雄大選手
捲りが多い選手だが一発の魅力十分で今節も躍動する
宇都宮記念では、決勝進出決め、地元眞杉選手の優勝に貢献する走りを披露した
今勢いある選手の1人

■佐々木眞也選手
前々攻めて自在に立ち回り貪欲に1着狙う姿勢が魅力
相手が自分より強いレースになると燃えるタイプで高配当提供に期待したい。

今回のG３は裏開催感は否めないが、逆の見方をすると、誰にでも第６５回朝日新聞社杯競輪祭に出走できる
チャンスがあるとも言え、若手が飛躍するチャンスの開催との見方も出来る。

京都向日町での熱き戦いを皆さん応援していきましょう。