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LotoPlaceニュース

2023/07/21 11:30

【気鋭の予想家・諸田竣亮】福井競輪・不死鳥杯(GⅢ)の展望コラム


ロトプレイス競輪コラム(諸田竣亮)
福井競輪場開設73周年記念「不死鳥杯」は、7月22日(土)~25日(火)の日程で開催される。

今シリーズは脇本雄太選手、古性優作選手、佐藤慎太郎選手のSS班3名を中心に激戦が繰り広げることが想定されるが、
その中でも主役を務めるのは輪界最強、地元開催の脇本選手と考えている。
スピードにものを言わせて力でねじ伏せ大会6V目を達成するか注目どころである。
ゴールデンコンビ古性選手が援護し、脇本選手が今節を盛り上げる事は間違いないだろう。

昨年の福井記念では優勝を手にすると思われていたが、豪雨のために準決勝のレースが中止。
規定による抽選の結果、抽選漏れで決勝戦を走れないというまさかの事態が発生し、ファンや関係者も残念がっていたが、一番悔しかったのは脇本選手自身だろう。
昨年は実力以外の部分で、ツキが無かった。
したがって、今年の地元記念にかける意気込みは凄まじいものがあるはず。

前走の函館から間隔が短いので腰に爆弾を抱える脇本選手の体調面だけが心配だが、
体調面については、選手コメントなどの情報収集を怠らずに、しっかりと車券予想に活かしたいと考えている。

そのような脇本選手&古性選手のゴールデンコンビをすんなりと捲らせる展開を作るはずもなく、
打倒脇本選手!との意気込みで優勝争いに絡んできそうな第二候補な選手としては、
松井宏佑選手、清水裕友選手、山田庸平選手、吉田拓矢選手あたりが注目されるが、
今節ではどのように動いて行くのか、どのような番組になるのかにより、臨機応変に予想を組み立てたい。

また、中堅の機動型、自在タイプでは、
和田真久留選手、杉森輝大選手、渡邉一成選手、皿屋豊選手らがラインの力を活かして抵抗したい。
菊池岳仁選手、林慶次郎選手、小原丈一郎選手、鈴木陸来選手、土生敦弘選手らの
若手自力選手も積極的に攻めて存在感発揮したいはずだ。

なお、地元勢は優勝候補である脇本雄太選手の他、
ベテランの渡辺十夢選手をはじめ、小森貴大選手、鷲田佳史選手・幸司選手の兄弟、上杉嘉槻選手、高田修汰選手、脇本勇希選手も参戦。
地元3割増しの気迫あふれる走りで地元ファンの期待に応える走りをしたいだろうし、レース番組次第では、有利な展開に持ち込める事もあるので、
やはり地元は注目すべきであると考えている。

優勝候補はやはり、SS班を筆頭に上記に記したメンバーと予想しているが、
最近の調子などを確認し、私なりに今節注目している選手を理由を添えて
明示しておきたい。

【注目選手】
松井宏佑選手
直前のサマーナイトでは、決勝3着と上位戦線でも存在感を発揮した。
スピード活かした、かまし、捲りで今節も躍動すると考えている。

稲毛健太選手
先月の前橋記念辺りから好調をキープ
距離を踏めるのも魅力、先行基本に組み立て、前残りの連絡みがあると考える。

園田匠選手
サマーナイト初日で落車したものの、その後二日間2着2本と調子は維持している。
前が不発でも突っ込んでくる、抜群の縦脚を今節も披露するだろう。


立部楓真選手
前期A級では、安定したハイレベルな走りを披露。
S級の初戦でも2着2本と好調アピール。今が狙い目の選手で今節も注目したい。

荻原尚人選手
追い込みに転身し1着量産中
横はもちろん、いざとなれば自力も健在で目が離せない走りに期待したい。

サマーナイトから1週間が経ち、ここから福井、名古屋、富山と記念開催が続いて行く。
上位選手は西武園のオールスター競輪に向けての調整を兼ねてレースを組み立てるだろう。
その他の選手は記念で良い着を取り、少しでも上を目指して精進していくだろう。

よろしくお願い致します。

諸田竣亮(もろた しゅんすけ)

netkeirin ウマい車券で予想家として活動させて頂いています。
父は元競輪選手(諸田勝仁)。幼い頃から父の姿を観てきて、競輪に携わってきました。予想家として真剣に競輪と向き合い、色々な手段を使い、ありとあらゆる情報を集めて、ひたすら研究し良い情報をお届けできるように精進しています。