京都向日町競輪場にて開設７３周年記念Ｇ３「平安賞」が、8月31日（木）～9月3日（日）の4日間に渡って開催される。
S級S班で出場予定だった脇本選手、松浦選手の両名は、西武園での落車負傷により欠場となったが、追加で同じくSS班の佐藤慎太郎選手が参戦となる。

脇本選手は平安賞３連覇が懸かっていただけに、無念の負傷欠場といったところだろう。
また、脇本選手の欠場により、混戦模様になった今回の「平安賞」その為、チャンスが生まれた選手も多く、混戦なレース展開が想定される。
68周年開催時以来、地元選手の優勝者は出ていないので、地元から優勝者に期待したいところ。
因みに、前回の地元優勝選手は89期の藤木裕選手であった。

さて、今回のレース。
地元選手の中で、実績、格では、村上博幸選手が最上位となる。
山田久徳選手も総合力は以前として高く地元開催で奮起したいところ。
近畿勢はこの地元二人を軸にラインの結束力を高めて、ライバルを迎え撃つ。
新戦力の村田瑞季選手の走りも注目に値すると考えている。

S班が追い込みの佐藤慎太郎選手のみで力拮抗な分、今が旬の若手機動型が主役となり、レースを盛り上げて欲しい。
車券の予想としては、若手機動型＋縦脚抜群の好調追い込み選手も交えて狙いたいところ。

オールスターG1でも活躍した選手も多く参戦し、好調選手を見極めて穴配当的中と行きたい。
残暑残る向日町バンクで大混戦を勝利を掴み取る選手は誰なのか注目したい。

ここで、近況の走りを見て、注目選手を紹介したい

■注目選手
和田　圭選手
オールスターでは2勝と実力発揮。差し脚は抜群で今回も期待が出来る。
先行選手のスピードさえもらえれば、展開不問で突っ込んでくると読んでいる。

志田　龍星選手
スピード活かしたかまし、捲りにて突破口を見出す。
G1戦線でも戦える脚あり、今節も主役級の活躍に期待したい。

蕗澤　鴻太郎選手
先行基本に組み立てるレース展開、その中でも成績が安定してきている。
近況1着も多く、狙える1車。

太田　龍希選手
同県同期の山田雄大選手が地元西武園オールスターで活躍した分、やはり同期を意識して奮起の開催になると思われる。
内に秘める想いを爆発と行きたい。

立部　楓真選手
最近の安定感はS級でもやれる事の証明。
先行力あり、しっかりした末脚も持ち合わせている。
先行基本に組み立てで今節も躍動する。

ベテラン陣の頑張りか、若手選手の台頭か。
ポイントはそこだけでは無いが、最近のグレードレースでは
若い力が伸びてきているので、その部分についても注視するつもりだ。