松阪競輪開設73周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪が9月23日（土）より4日間開催される。

S級S班からは郡司浩平選手、新田祐大選手の2名と手薄感は否めない。
今年に入り、SS班両者共に苦しい戦いが続くも後半戦を戦う上でも重要なシリーズになるのではないか。

世代交代の波が迫ってきているが、メンバー的にもここでの活躍には期待したいところ。

北日本勢は、新田選手を中心に名マーカー成田和也選手との同期ラインが中心も、
前走、共同通信社杯G2の成田選手のデキは、万全とは程遠い仕上がりだったように見受けられる。
したがって、短期間でどこまで仕上げて来ているのか、今節の走りは気になるところ。

近況は積極性が劣り、スランプ気味の吉田有希選手。
そんな状況の吉田有希選手ではあるが、吉田選手の奮起次第では、
吉澤純平選手、雨谷一樹選手、木暮安由選手の関東勢にも十分チャンスがあると見る。

南関勢は、郡司選手を筆頭に、徹底先行の野口裕史選手の追加による参戦の存在は大きい。
岡村潤選手、鈴木裕選手、そして伸び盛りの佐々木龍選手がしっかりとラインを固める走りを披露するだろう。

地元地区の中部勢を牽引するのは、ダービー王の山口拳矢選手。スピードと勝負強さで他を圧倒したい。
中部地区、三重のスター選手である浅井康太選手と共に地元の期待に応えたい。

紫崎淳選手、ホームの皿屋豊選手も地元記念に気合十分で望むところ。
西村光太選手の縦脚にも期待が持てる。

九州勢の中心は高い総合力を誇る山田庸平選手。
グランプリも狙える位置にいるだけにこの記念開催での上積みは重要となる。

目標となる、若手機動型の岩谷拓磨選手、松本秀之介選手とともにどこまで駆ける事が出来るか。
小川勇介選手、中村圭志選手ら存在感のある追い込み勢もバックアップ体制は万全だ。

今挙げた選手が中心になるが、ここで割って入りそうな推奨選手を紹介したい

◆しゅんすけの推奨選手
久米 康平選手
前走の共同通信社杯G2でも1着ゲット
F1戦では、安定感あり今節も強敵相手に穴あけたいところ

荻原 尚人選手
追い込み転身後は成績安定
捌きも縦脚もあり狙いたい選手
いざとなれば、まだまだ自力も繰り出せるか！

渡邉 雅也選手
ツボにハマった時の一撃は魅力
かまし、捲りで番狂わせといきたい

渡邉 豪大選手
変幻自在な走りが魅力
前々攻めて強敵撃破といきたい

今節は、突出した選手がいない分、若手自力選手を中心に実力者撃破も期待できる開催となりそう。
世代交代が進んで行くのか、SS班の意地と気迫が勝る開催となるのか、
少しずつ秋が近づき涼しくなっていく中、松阪での熱戦からは目が離せない。

そのような中、開催期間中は日々選手の動きを見極め、高配当的中を狙いたいところ。