場立ち予想屋のレジェンドことギャンブラー木村安記さんのYouTubeチャンネル
【人生はギャグだ！競輪チャンネル】の編集を担当しております笠原です。

今回もロトプレイス様でコラム掲載の出番をいただく事が出来ました！
皆様の車券戦術の新たなスパイスとなれるように頑張ります。よろしくお願いいたします。

今回は玉野競輪場で開催される広島競輪開設７１周年記念GⅢひろしまピースカップが対象という事で、
開催に参戦する和田真久留選手にフォーカスして筆を進めます。

自転車競技部の無い桜陽高校に入学後、実業団で力を磨きながら自ら自転車競技部を創設。
スプリントではアジア戦で銀メダル。
大宮競輪場で行われたインターハイでは1kmTT（タイムトライアル）で優勝。
アマチュア時代の活躍は著しく、特にダッシュ力には定評があった選手です。

そんな和田選手ですが若手の台頭や深谷知広選手の移籍もあり、近況は番手を回る事も多くなってきました。

そんな和田選手のセッティングの特徴は・・・ダッシュ型の選手とは思えないほど重心が後ろに残る点です。
分かり易く言うと、体が比較的後輪側に寄っているという事なのですが・・・。

一般的に体が前輪側によると、楽に体重がペダルに掛かるので踏み出しや踏み上げにはかなり優位に働きます。

一方、和田選手の様に体が後ろに残るとハムストリングス、
大殿筋等への筋肉も使えるようになるため使える筋肉量が多くなる事から、持久性に優れたセッティングであると言えます。

ダッシュ型の選手は比較的体を前輪型において長所が活かせるようなセッティングにして走る選手が多い中、
和田選手はスプリンターとしてのポテンシャルを持ちながら航続距離も長い
という長所をセッティングで更に強固なセールスポイントとしていると言えるでしょう。

玉野競輪場はスプリンター上がりには持って来いの丸型バンク。
近況は人の後ろも多い中ですが、9月の確変期のようにまだまだ縦脚も十分勝負出来る選手です！
松井選手に川越選手、鈴木陸来選手等魅力的な自力選手も参加する今節ですので和田選手のキレ、
航続距離の長い縦脚、恵まれる展開から目が離せません！

その他の私のピックアップ選手は
◆河端朋之選手（95期・岡山）
競技に近いバンク形状の玉野では持ち味のダッシュが活きるはず。
SS含めてもダッシュ力は今節ダントツなだけに好走に期待！
地元開催なだけに地の利も充分。
後続をぶっ放す捲り、カマシで高配当が狙える番組は特に積極的に狙いたい。

◆守澤太志選手（96期・秋田）
前回コラムではフォーカスして見事優勝！
決勝は競輪で出来る事を全て詰め込んだようなレース運びだった。
今節もスピード展開にならなそうだし、２場所連続優勝も十分！

◆武田豊樹選手（88期・茨城）
先行選手の気持ちを汲んだ渾身の番手仕事は感動する。
記念決勝優出はかなり遠のいてしまっているが・・・
近況もしっかり仕事後に差し切るなど力出し切れているだけに特に負け戦で注意したい。

グランプリ展望と年明けの大宮記念もコラムの出番をいただきました！
今節でしっかり流れを作って、年末年始に乗り込みますので、過去のコラムもご参考にしてみてください。

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