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LotoPlaceニュース

2024/01/16 16:30

編集長・笠原の川崎競輪 桜花賞・海老澤清杯(GⅢ) 展望コラム


ロトプレイス競輪コラム(笠原編集長)
いつもありがとうございます。
ギャンブラー木村安記のYouTubeチャンネル
【人生はギャグだ!競輪チャンネル】の編集長こと、笠原です。

今回のコラムは川崎競輪開設74周年記念【GⅢ】海老澤清杯が対象という事で、
本開催に出場予定の北井佑季選手(神奈川・119期)にフォーカスして筆を進めています。

北井選手は元Jリーガーという輝かしいポテンシャルの持ち主。
マリノスのジュニアユースに所属していたサラブレッドです。
サッカー自体が筋持久力が必要なスポーツですので近代競輪との相性もバッチリ!

以前の大ギヤ期のように体の小さな選手がビルドアップして大ギヤで戦っていた時代とは打って変わって、
現在は平均速度の高い競走の中で引きずり回されるシーンも多くみられるようになりました。
北井選手の筋持久力ポテンシャルは近代競輪との汎用性も高いと言えます。

北井選手のセッティングには大きな癖はなく、
セッティングに自身のフィジカルが影響されないように意識されているのだと思います。

北井選手といえば、積極先行策が代名詞。直近4か月での連帯決まり手は先行が45.8%で
捲りと差しは4.1%。これは先行選手の中でもかなり高い水準です。

2024年初出走の松山競輪では初日こそ先行したものの準決勝、決勝は捲りで快勝。
Bを取らずに連勝したのはS級に昇級してから初めての事でした。
ヤンググランプリでも鋭い捲り追い込みを見せただけに、
今年は先行競走スタイルに何らかの変化をもたらす可能性のある一年になるかと思います。

新卒ではなく、119期とはいえ年齢もまもなく34歳。
昨年はメンバー的に押し切れるはずが惨敗したGⅢ小田原決勝戦や
単騎でなぜか狂乱魅せて単騎でカマした結果、新田選手に捕まった決勝戦等の謎先行も多かっただけに、
今年は勝ち星を重ねる走りに期待です。

その他の私のピックアップ選手は
佐々木 悠葵選手(群馬・115期)
年末の最終日に小林泰正の為に魅せた漢気先行はかなりの高ポイント。
位置取りにシビアな中で、あの走りは【もしかしたら逃げられるかも】と思わせられる大きな武器に。

佐々木 龍選手(神奈川・109期)
失格点の累積でなりを潜めていたが、横はしっかりとやれる選手。
縦脚はデビュー時から課題としてあるが、強烈なカマシ捲りにも
根性で追走する場面も近況は多くみられるだけに注目。

平尾 一晃選手(長崎・111期)
11月末ごろより勝ち星を取れる程度に復活してきた。
前場所では初日こそ、菊池岳仁選手相手に力負けしたが、
2日目3日目はバックを奪う積極策で連帯。
今の調子で捲りに構えた負け戦は勝てる兆しあり。

好メンバーで繰り広げられる川崎競輪記念開催。
SS班の活躍はもちろん、昇級してきた選手達の
ジャイアントキリングに期待しながらレースを見守りましょう!

YouTubeチャンネル
【人生はギャグだ!競輪チャンネル】

kasahara hiroki(笠原)

学生時代は自転車の短距離種目で活躍し、ジュニアオリンピックやインターハイにも参加。
選手を目指すも、あと一歩の所で届かず。

現在は日々の仕事の傍ら競輪予想に真摯に取り組んでいる。
元選手を目指していたという立場をフルに活用し、
自転車のセッティングコメントなど細かな部分に目を向けた
展開予想を軸とし最終的な予想を組み立てるスタイル。