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LotoPlaceニュース

2024/01/31 10:20

編集長・笠原の静岡競輪 たちあおい賞争奪戦(GⅢ) 展望コラム


ロトプレイス競輪コラム(笠原編集長)
いつもありがとうございます。
ギャンブラー木村安記のYouTubeチャンネル【人生はギャグだ!競輪チャンネル】の編集長こと笠原大希です。

今回のコラムは静岡競輪開設70周年記念【たちあおい賞争奪戦】が対象ということで
今開催に出場する小林泰正選手にフォーカスして筆を進めます。

小林泰正選手のセッティングは全体的に高めのセッティング。
本人もしっくり来ていない事も多く、昨年競輪祭権利をかけて臨んだ8月の和歌山競輪GⅢ開催でも、
優勝したグランプリシリーズ開催での決勝戦前にもセッティング変更をしています。

競技者としての資質も高く、中長距離のトラック種目では
去年の全プロでもエリミネーションで優勝するなど実績も一級品です。
ただ優勝した去年の全プロでも課題が垣間見えた瞬間がありました。
それは佐々木雄一選手の踏み出しに車間が空いた事です。

高い持久力と、積極的な戦法で本格開花寸前の小林泰正選手。
眞杉匠選手(栃木・113期)や森田優弥選手(埼玉・113期)と練習する事もあるようですが、
彼らも持ち味は決してダッシュ力ではないだけに、そこを今後どのように強化するかという点と
瞬発力の鋭い選手と対峙した際にどのようにレースを運ぶかが重要になってきます。

今節は深谷知広選手(静岡・96期)、高橋晋也選手(福島・115期)、松井宏祐選手(神奈川・113期)
寺崎浩平選手(福井・117期)、河端朋之選手(岡山・95期)などのダッシュの鋭い選手の参加が多いだけに
小林選手の今後を占う開催になるといっても過言ではありません。要注目です。

その他私のピックアップ選手は・・・
仁藤秀選手(静岡・117期)
感覚のままにレース全体を壊す何でも屋。
昇級してから縦脚勝負では厳しい分、イン粘りで本線に挑戦する事も増え、
動きのクレイジーさには拍車がかかっている。
出場するレースの展開予想にはかなりの注意が必要。

伊藤慶太郎選手(埼玉・107期)
前節2日目に魅せた捲りは復活を予感させた。
今開催こそ勝つ競走をすれば大穴気配充分。

神山拓弥選手(栃木・91期)
前走宇都宮の準決勝では横まで迫った藤原には何もせず、
先行した菊池には車間を切るなどの配慮なく4コーナーからは容赦ないガン踏み。
すんなり番手なら先行選手はぶった切って買うなどライン戦に囚われない車券戦術が必要。

今開催は3日目、4日目と私も現場参戦です!
来たる全日本選抜競輪へ良いステップとなるように
フォーカス選手、ピックアップ選手に注目いただければと思います。
引き続きのご愛顧を何卒、よろしくお願いいたします。
YouTubeチャンネル
【人生はギャグだ!競輪チャンネル】

kasahara hiroki(笠原)

学生時代は自転車の短距離種目で活躍し、ジュニアオリンピックやインターハイにも参加。
選手を目指すも、あと一歩の所で届かず。

現在は日々の仕事の傍ら競輪予想に真摯に取り組んでいる。
元選手を目指していたという立場をフルに活用し、
自転車のセッティングコメントなど細かな部分に目を向けた
展開予想を軸とし最終的な予想を組み立てるスタイル。