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LotoPlaceニュース

2024/02/16 09:20

編集長・笠原の高松競輪 能登半島支援・玉藻杯争覇戦(GⅢ) 展望コラム


ロトプレイス競輪コラム(笠原編集長)
いつもありがとうございます。
ギャンブラー木村安記のYouTubeチャンネル
【人生はギャグだ!競輪チャンネル】の編集長こと笠原大希です。

今回のコラムは高松競輪場で開催される開設73周年記念【玉藻杯争覇戦GⅢ】が対象ということで、
本開催に出場する町田大我選手にフォーカスして筆を進めます。

町田選手のセッティングは
1.サドルを後輪よりにしている。
2.長いステム(ハンドルと自転車を繋ぐ部分)を使っている。
3.ハンドルを前輪側へ送っている。
上記が大きな特徴です。

サドルを後輪寄りにしてステムを伸ばすことによって、
1.前傾が深くなる
2.ペダルに力を加える時間をより確保できる
3.フォームが安定する
メリットがあります。

フィジカルに恵まれ、手と足が長い町田選手にしかできないセッティングです。
代名詞ともいえる【先行時の粘り脚】はこのセッティングが大きく寄与していると言えるでしょう。

半面、瞬発力についてはセッティングの特性上も活かしにくいと言えます。
スプリンターと対峙する場合にはデメリットを露出しやすくなる事も、ひとつ考えなくてはいけません。

今開催は北津留選手、犬伏選手、菊池選手が大きく町田選手のペースを作らせない走りをしてくる懸念がありますが、
比較的スピードスターの少ない開催ですので、町田選手の活躍に期待です。

その他私のピックアップ選手は
石原颯選手(香川・117期)
いわき平記念時にも推奨したが、好調継続。先行力を取り戻した石原は車券に絡めたいのはもちろん、
レース予想も一気にし易くなる。

中島詩音選手(山梨・119期)
前走では3日目に失格こそあれど全てバックを奪う積極策。
川崎記念の2日目では北井を苦しめた。
スピードは充分なだけにこの競走スタイルで力を出し続けられれば、
負け戦での一発や勝ち上がり戦でのジャイアントキリングに期待したい。

山口多聞選手(埼玉・121期)
埼玉山信田軍団のホープ。
若頭森田優弥選手に負けず劣らずの急成長選手。
昇級後も積極策は健在。日に日に仕掛け方を調整して勝ち星も増えてきた。
2場所前には成田和也選手に交わさせない強さを見せた。
前節では初日こそ踏み損じたものの2日目、3日目はバックを奪って快勝。
今節が彼のブレーク開催になるかもしれない。

大荒れの全日本選抜競輪が終わり、気温も急上昇。
スピード競輪に拍車がかかるシーズンだが、ライン戦を重視し一生懸命に逃げる若手選手が順番で報われる。
そんな競輪を見続けられるように私も熱く観戦したいと思いました。
引き続きのご愛顧を何卒、よろしくお願いいたします。
YouTubeチャンネル
【人生はギャグだ!競輪チャンネル】

kasahara hiroki(笠原)

学生時代は自転車の短距離種目で活躍し、ジュニアオリンピックやインターハイにも参加。
選手を目指すも、あと一歩の所で届かず。

現在は日々の仕事の傍ら競輪予想に真摯に取り組んでいる。
元選手を目指していたという立場をフルに活用し、
自転車のセッティングコメントなど細かな部分に目を向けた
展開予想を軸とし最終的な予想を組み立てるスタイル。