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LotoPlaceニュース

2024/06/05 10:00

【相模湾のBIGBOSS コラム】奈良競輪 第9回大阪・関西万博協賛競輪GⅢ


奈良万博協賛GⅢ
今回は奈良競輪場で6月6日(木)に開幕する第9回大阪・関西万博協賛競輪(GⅢ)の展望をします。

奈良競輪場の周長は333mで見なし直線は38.0mと、全競輪場のうち小田原競輪場についで2番目に短い直線が短い競輪場となっています。


そのためバックストレッチを先頭で通過した選手、またはラインで決着する展開が多く見られます。
そのためバックで後方に置いていかれてしまうと挽回するのが難しいバンクです。

多くの競輪場は楕円形構造になっているのに対し、奈良競輪場はほぼ真円に近い形状となっているため、実際に競走に参加した選手からは「コーナーの上にゴールがある」という名言(迷言?)が飛び出すほどです。
以上の奈良競輪場の特性を踏まえ、車券戦術の参考にしていただけると幸いです。

それでは今回のイチオシ選手と推奨選手を記載いたします。
◆イチオシ選手
【佐々木 眞也選手(神奈川・117期)】
前場所函館F1戦の初日特選は4着という結果ではありますが、
4コーナー過ぎから五日市選手を連れて先行勝負を披露しました。

2日目は同期長田選手の番手から捲り発進で2着。
最終日の決勝戦は単騎戦ではありながらも、兼本選手の番手をインから捌き切り、
その後は捲り発進で押し切り優勝を勝ち取りました。

2場所前いわき平G1戦の1走目予選では、簗田選手の番手、ゴール前中割りでタテ脚を伸ばして嬉しいG1初勝利を勝ち取りました。
番手からの鋭いタテ脚や、単騎での番手を捌くレースを披露している一方。
先行勝負に打って出て、あっけなく飛んで行ってわりになってしまう可能性もある選手ではありますが、
冷静に最近の走りを見ているとチャンスは十分にあると思っています。

【福田 滉選手(栃木・115期)】
3月上旬の大宮F1戦がきっかけとなったのかは定かでは無いが、最近はタテ脚が冴え始めた福田選手。

こちらも3月上旬の四日市F1戦では3着、3着、2着の連対内容。
注目してほしいところはゴール線を通過したあとの伸び脚が福田選手だけ違います。
まー、ゴール線を越えてからの話しなので、そこまで覚えている方は少ないとは思いますが(笑)

そんな福田選手も、5月半ばの玉野F1戦の2日目に落車のアクシデント。
その影響もあってか、1場所前の富山F1戦では状態がイマイチと見受けられましたが、今節は少し期間が空いているので、しっかり練習しているという前提付きですが、
侮れない選手だと考えています。

余談ではありますが四日市競輪場本場での脚見せ際に直接応援の声掛けしたのですが、福田選手の反応が良く現場が盛り上がるシーンなどもありました。
ファンの声援が力になっているのは間違い無いので、奈良競輪場へ現地観戦される方は是非福田選手に声援を送ってみてください。
きっと声援に応えてくれるものと思われます。もちろんレース前には過度の反応はしてくれませんし、レース後も疲れていて反応が出来ない事も
あるかと思います。ただ、基本的に福田選手はファンの声援に応えてくれる選手では無いかと見受けられます。

【渡辺 十夢選手(福井・85期)】
直近3場所で33バンクのレースに出場しており、いずれも好成績を残している部分は評価しなければならない。
3場所前当地F1戦の2日目の負け戦では、単騎先行した選手を追いかける畑段選手の番手から踏み込んで2着。
3日目は残り1周で7番手に置かれるも2コーナー過ぎに自ら捲り発進し、あわやアタマまで突き抜けたか?
と思うぐらいの伸び脚を披露しました。

小田原F1戦においても、自ら動いて確定板を確保。
どのような状況でも諦めない走りには魅力を感じており、ここでも注目している選手の一人となります。

その他気になる選手を一言付け足してコメントします。
【中井 太祐選手(奈良・97期)】
前場所玉野F1戦優勝の勢いそのままに、当地記念の優出を逃した悔しさを晴らす時が来た!
今開催誰よりも闘志は熱いに違いない。

【瓜生 崇智選手(熊本・109期)】
追い込みマークが主戦法だが、時には捌きもこなす器用なタイプ。
ビッグレースでも確定板に乗っているだけに今開催の優勝候補筆頭格!

【三宅 達也選手(岡山・79期)】
春先からの好調は継続中。目標選手がしっかり仕掛ければ連対は十分可能。

5月は日帰り弾丸ツアーにて、函館記念をこの目で見届けてきました!
関東在住の私には奈良は遠い地とはなりますが、機会があれば訪問したい競輪場の一つです。

まずは、協賛G3でしっかりと車券を的中させて、
競輪場巡りの資金の足しにでもできればと思います。

今回の開催は準決・決勝と土日開催になるので、皆さんもゆっくり熱戦を楽しめるのでは
ないでしょうか。

それでは、私の推奨選手を絡めながら、皆さま思い思いに競輪を楽しんでくださいませ。

長谷川龍次

ギャンブラー木村軍団の秘蔵っ子。
『相模湾のビッグ・ボス』こと、長谷川龍次(りゅうじ)
競輪をこよなく愛する若き競輪ファン。

ギャンブラー木村とは長年の親交を持ち
若いながらも持ち合わせている選手眼はギャンブラー木村も一目置く。

ホームグランドは平塚競輪場だが、関東一円の競輪場での目撃情報多数
『相模湾のビッグ・ボス』との異名はギャンブラー木村による命名